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重根近くでの収束
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ニュートン・ラフソン法(その2)
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ニュートン・ラフソン法(その2)
2次収束
ニュートン法は根 (
) に十分近く、また根での微係数が有限の時 (
)には極めて収束が早い。実際根の近くで
から微小距離
離れた点で Taylor 展開すると、関数と導関数は近似 的に
(1)
(2)
で表される。これらを
として Newton-Raphson の公式
(3)
に代入し、
を使うと、
(4)
となるので、2次収束で極めて早く収束する。
Kiyohide Nomura 平成15年6月25日