: Fortran 文法
: 数値計算法概論: No.2 条件分岐(IF)
: 数値計算法概論: No.2 条件分岐(IF)
2次方程式は係数により、解が2つある場合、1つしかない場合(重根)、
実数解を持たない場合、1次方程式に帰着する場合などがある。2次方程
式の係数を与えたとき、各ケースを処理できるプログラムを作ろう。
手順
- 2次方程式
|
(1) |
の解は、 で実数解が2つある時は、
|
(2) |
である。まずこの場合の2つの解を出すプログラムを作り、チェックする。
- 判別式の正負、零に応じて、場合わけをする。このさい、条件分岐(if 文)
を使う。
- 余裕があれば、1次方程式に帰着する場合()など場合分けする。これに
は、nested if 文や論理演算子を使うと便利である。
Kiyohide Nomura
平成15年4月25日