No.5 の課題で、(6) 式のものは端点に特異性を持つ(微係数が発散する) ので収束性が遅い。こういった問題には(Aitken 加速[1,2]など) 別のテクニックが必要となる。
逆にある場合には台形則の収束性が極めて早くなる。解析的な周期関数 の1周期に渡る積分を台形則で計算した時の誤差は、 (すべての に対して)であるから、 Euler-Maclaurin の総和公式で、 の形の誤差はなくなり、収束が極 めて早くなる(ただし のような振舞いをする誤差は残り得る) [3]。 従って、収束加速法が特に必要なくなる(また、Richardson 補外の単純な応用で は扱えない)。
課題:
1.
(1) |
2.
(2) |