課題

2次方程式は係数により、解が2つある場合、1つしかない場合(重根)、 実数解を持たない場合、1次方程式に帰着する場合などがある。2次方程 式の係数を与えたとき、各ケースを処理できるプログラムを作ろう。

手順

  1. 2次方程式
    \begin{displaymath}
a x^2 + b x +c =0
\end{displaymath} (1)

    の解は、$a \neq 0$ で実数解が2つある時は、
    \begin{displaymath}
x= (-b \pm \sqrt{b^2- 4 a c})/(2 a)
\end{displaymath} (2)

    である。まずこの場合の2つの解を出すプログラムを作り、チェックする。

  2. 判別式の正負、零に応じて、場合わけをする。このさい、条件分岐(if 文) を使う。

  3. 余裕があれば、1次方程式に帰着する場合($a=0$)など場合分けする。これに は、nested if 文や論理演算子を使うと便利である。



Kiyohide Nomura 平成16年6月9日