: Fortran 文法
: 数値計算法概論:No.9(ニュートン・ラフソン法)
: 数値計算法概論:No.9(ニュートン・ラフソン法)
任意の関数 について、 となる点 を求めよう。
図のように適当な初期値 において に接線を引けば、接線の方程式は
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(1) |
であり、したがってこの接線と 軸との交点 は とおいて
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(2) |
で与えられる。
次に での への接線と 軸との交点を とする、という操
作を繰り返すと、交点はの解に近付く。番目の繰り返しでは、
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(3) |
になるので、適当な値(収束半径) を決めておき、
になったら、 を解とみなす。
ニュートン法の収束は、2次収束
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(4) |
で、真の値に近付くと極めて早い。大体、 が1増えると有効桁数が倍になる。
Kiyohide Nomura
平成15年6月25日