授業の概要: 熱学は熱力学と統計力学の2つに分けられる。 熱力学はマクロに観測される物理量の間に成り立つ関係として熱現象を記述し、 その関係を支配する一般的な法則を把握する理論であり、統計力学はミクロな 立場から熱力学の基礎を導く。 この授業では平衡系の熱力学について、温度、内部エネルギー、エントロピー などを定義して、熱力学第1法則、第2法則、第3法則を学んでいく。
履修条件: 特になし。
授業の進め方: 理解の程度を確かめるため数回程度、レポートの提出を求める。
参考書: 三宅 哲 「熱力学」 (裳華房)、 原島 鮮 「熱力学・統計力学」 (培風館)。
成績評価の方法等: レポート提出及び試験により評価する。
履修者の要望など: 講義前に参考書に目を通し、疑問がある点については 積極的に質問して欲しい。