: 台形公式の精度向上法:Richardson 補外
: 数値積分の収束加速法
: Euler-Maclaurin 総和公式
分割数 の時の台形公式による数値積分の結果を とする。
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台形公式の収束性はオイラー・マクローリンの公式(1)
で与えられ、 の偶関数で
ある。分割数 に対して誤差は
と振舞う。
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ところで と の直接比較して収束性評価できるのは結果が解
析的に分かっている場合のみである。
一般には、 を調べることで
収束性を調べられる。例えば誤差が、
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と冪乗的に振舞うなら、
となる。
さらに
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として誤差の収束の早さも評価できる。
Kiyohide Nomura
平成15年6月6日