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: 数値積分での台形公式 : 収束加速法:Aitken 法 : 収束加速法:Aitken 法

Aitken 加速

与えられた数列に対し、Aitken 加速された数列を返すサブルーチンを

	subroutine Aitken(a,b,n)
c
	implicit real*8(a-h,o-z)
	dimension a(20),b(20)
	.....
	return
	end

a: 配列。初めの数列を代入。
b: 配列。Aitken 加速した結果を出力。
n: (最初の)数列の大きさ。
の形に作って見よ。このようにしておくと後で利用するのが(特に分割コンパイ ルを利用すると)便利になる。また、倍精度実数を使うこと。なお、関数副プロ グラム、サブルーチンの使い方、配列の定義と使い方については、 (Fortran,C,etc.の)文法書を復習すること。

これは数値計算法概論で習った Richardson 加速のプログラムの応用であるといえる。 若干注意しなければならないのは、最初の数列の大きさが $n$ とすると、 Aitken 加速した後は $n-2$ 個の数列になる。



Kiyohide Nomura 平成17年6月6日