簡単な説明

  1. a*b は積、a/b は割算、a**b は冪乗 ab を表す。
  2. a=2.0 は 変数 a に 2.0 という数字を代入することを意味する。
  3. プログラムの最後は必ず end 文で終る。
  4. Fortran では1行72文字(桁)までである。 1桁目に c(または C,*,!) があると注釈行とみなし、実行しない。 2桁目から5桁目の数字は文番号で、別の文からその文を参照するのに使 う。 6桁目の文字は、継続行を意味する。 7桁目から72桁目の間に実際に実行すべき文を書く (TAB キーを使うと mule が自動的に設定する)。
  5. 1行目の real a,b,c は変数が実数型であることの宣言文(Fortran に限らず、一 般に変数の実数型と整数型では扱いが異なる)。

例 次のプログラムを実行してみよ (integer は整数型の宣言)。

      integer i,j,k
c
      i=5
      j=3
c
      k=i/j
      write(*,*) "i,j",i,j
c
      write(*,*) k
c
      end
割算が切捨てとなる。



Kiyohide Nomura 平成16年6月9日