調和振動子のコヒーレント状態は、消滅演算子
の固有状態として
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1.
パラメーター
は
と振幅と位相に
分けることが出来る。この時、ハイゼンベルク表示で
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2. この状態に対して最小不確定性関係
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3(粒子数の揺らぎについて)
に対し、
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4.(これは問題ではない、解説である)
以上のようにコヒーレント状態の振幅とその揺らぎ
は平均粒子数と関連づけられた。では位相はどうか?
ディラックは、古典論での調和振動子の位相に関する運動方程式
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で、これがレーザーや超伝導状態の起源である。