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研究内容

1次元強相関量子系(電子系、スピン系)の問題を 朝永 Luttinger 流体(場の理論での c=1 共形場理論に対応)の不安定性と繰り込み群と言う観点から扱っている。 特にこれまで有限サイズスケーリングでは解析が難しかった Berezinskii-Kosterlitz-Thouless 転移を繰り込み群と対称性の観点から容易 に解析する方法論(レベルスペクトロスコピー)を開発したので、これを応用する。

  1. フラストレーションのある量子スピン鎖
  2. BKT 転移と対数補正
  3. Haldane 予想(量子スピン系)
  4. 磁化プラトー
  5. Phase separation (電子系;特に t-J 模型)
  6. スピン・ギャップ (電子系;特に t-J 模型)

knomura@stat.phys.kyushu-u.ac.jp