実際の問題では収束率が未知であることが多い。そのような場合、
(
) 式から、
![]() |
(15) |
![]() |
(16) |
この の推定式をRichardson 補外で導いた式 (
)
に代入すると、
![]() |
(17) |
Aitken 加速は1次収束に対してだけでなく、
混合型 () や交代的な収束性を示すもの
(
) にも有効である
(説明は次回以降)。
しかし、単純な冪乗的収束を示すもの(
)には、あまり効果がない。
得られた数列 に対し、Aitken 加速をさらに繰り
返し、
と収束を向上できる。
課題:
与えられた数列に対し、Aitken 加速された数列を返すプログラムを(で きればサブルーチンの形で)作れ。倍精度実数を使うこと。